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インド高等弁務官の講演から世界に思いを馳せる

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さて、今日は学校のイベントで、インドの高等弁務官(上級外交官)の方の講演に行ってまいりました。

インドから来ている学生が出席者のほとんどでしたが、インド人になりつつある日本人代表として、負けていられないと思いまして、参加してきてました。

インドについての背景をあまりわかっていない者としては、そこまで理解は出来ませんでしたが、高等弁務官および参加者双方の熱意を感じることが出来ました。

(下記は講演に加えて自分が見聞きした話のまとめです)

インドの伸び
インドの経済発展とともに貧困率は大きく低下して、平均寿命は大きく伸びています。デジタル化により起業家輩出も盛んになっているようです。2014年に就任したモディ首相の政治的・経済的手腕を評価する声は高く、支持率も高いです。汚職のようなものはまだあるようですが、モディ首相になってから改善されつつあるとのこと。宗教的・人種的対立にも取り組んでいるようです。

ユナイテッド・ステーツ・オブ・インド
私がいろんなインド人の友人から聞いた限りだと、インドは一つの国というよりも、ヒンドゥ教を中心とした色んな国の集合体だと理解しています。イスラム教の方もいますしね。宗教の捉え方も言語も食習慣もかなり違いますから、考え方もだいぶ違います。日本から見ていると、一つの「インド」に見えますけども、整理して理解するのがだいぶ難しい、複雑な国だと感じます。

どんな国になるのか
隣国中国との政治的・軍事的対立もありますし、今後さらに経済発展や都市化が進むに従って、地方同士での争いや主義主張が違いがさらに大きくなっていくのだろうな、と感じています。人口の伸びも人種・宗教でかなり偏りがあります。

この先、インドが大きくなるにつれて、さらに世界へのインパクトは大きくなるでしょう。上記のような背景を踏まえると、超大国になるとしても、アメリカのような国になるのでもなく、中国のような国になるのでもないと思います。まったく想像がつきませんね。

インド料理で世界を制するか
インド料理と言えばカレーとナンだと思っている日本人が多いのではないでしょうか。違います。スパイスの世界は奥が深いのです。おそらく一生をかけてもインド料理を網羅することは私には出来ないでしょう。

ただ一つ言えることは、食を制するものは世界を制す。そういう意味でも、アメリカのステーキなのか、中国の中華料理なのか、インドのインド料理なのか、これからの戦いを見守りましょう。しかも、この先は中近東の石油マネーという要素も入ってきますから、さらに勝負は複雑ですね。

その国を知るにはまず食事から。過去5年はアメリカにかぶれ、今年は毎日インド料理を食べて、この一年でインド人化します。そして次は、中近東料理だな…。

最後の方はなんの話かわかりませんが、とにかく世界を見続けます。

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