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コロンビア大学Day 1:自信と自信過剰の狭間

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さて、やってまいりましたコロンビア大学のビジネススクール。この5日間の集中プログラムのテーマは「Quantitatuve Intuition:量的直感」。かっこいいでしょう?

組織のどこに課題がある?
まずは質問から。皆さんの会社はどこに1番問題がありますか?
・問題提起
・十分なデータ取得
・データ検証
・解決策の発見と洞察
・解決策の導入
上の3つは「何を解くか」、下の2つは「どう解くか」。それぞれが、お互いに影響を及ぼし合っています。クラスメイトの答えで1番多かったのは問題提起。何が問題だと定義するか、です。実際、ここが難しいのですが、定義するにあたりどのように考えていくのかを学びます。

直感とは?
その前にまずは直感について。直感は過去の経験から来ます。そして、学習の4段階の最終段階に位置しています。
1 私はわからないことに無自覚的である
2 私はわからないことに自覚的である
3 私はわかることに自覚的である
4 私はわかることに無自覚的である
つまり、直感とは4の、自然と出来ちゃう状態です。

自信過剰のみなさま
上記の4の状態はとても効率的です。過去の自分のビッグデータが答えを無自覚的に教えてくれるんですから。でもここで注意。ほとんどの人たちは、どうしても自信過剰になってしまいます。認知心理学の例を複数用いて、いかに自分たちが「自分が正しいことを確認しようとする」=確証バイアスに陥るのかが説明されます。そうです、どうしても自信過剰になるのです。そのように設計されているのです。

グッと堪えて仮説検証
上記の4の状態は仮説の状態です。が、これを仮説と捉えずに正しいと思ってしまう。そこで必要なのは検証です。自分の直感は正しいのかを問う。自分の直感をサポートするデータを集めたらダメですよ。あくまでも反証作業をする。

例えば誰よ?
Amazonの創設者のジェフベゾスがこれが非常に好きだったそうです。非常に強い直感を持っている。でも、これが正しいかどうかを色んな角度から検証させたそうです。

大事なのは質問力
質問のプロセスには4段階あります。
①簡単な事実の確認
②複雑な事実の確認
③思考方法や発想への問いかけ
④③をベースに深掘りと評価
質問は、現時点で得られていない洞察を得るためのツールです。

情報をカテゴライズ
上記で何でも質問項目を出してみてください。そしたらそれらを以下の4つに分けます。
①現時点で理解しているが、将来に必要ではない可能性が高い情報
②現時点で理解してなくて、かつ将来も必要ではない可能性が高い情報
③現時点で理解しており、将来も必要な可能性が高い情報
④現時点で理解してないが、将来に必要な可能性が高い情報
やってみると、結構頭が整理されます。私はとりあえず自分の卒業後に必要な知識について、区分してみました。

今日はここまで。さて、この質問力をいかして何が出来るのでしょうか?明日の授業に期待しましょう。

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