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コーポレートファイナンス3:NPV 以外の投資判断手法

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会社は投資なしに成長することはできないという前提のもとで、そのプロジェクトが生み出す将来価値と、それを現在の価値に割り戻す手法としてNPVを見てきました。今回の授業ではそれ以外の方法としてIRR内部収益率という手法が紹介されました。

IRR法:内部収益率(Internal Rate of Return)
これは何を計算してるのかというと、あるプロジェクトの正味現在価値が0になるような割引率、です。ふーむ、意味不明ですね。例えば投資金額100万円のプロジェクトがあるとします。この投資により1年後に105万円のキャッシュが入ってくるとします。 この投資額とキャッシュインの差額である正味現在価値が0になるようにするにはどうすればいいでしょうか?

投資金額が100万円なわけですから、1年後の105万円が現在の100万円になればいいわけです。ということは、5%で割引くと100万円になります。これは、IRRが5%、という状況です。

他の例え方をすると、IRRが5%のプロジェクトを行うということは、預金金利が5%の銀行に1年間お金を預けるのと同じ話です。利回りと言ってもいいです。このプロジェクトの利回りは5%、という捉え方になります。

一方で、プロジェクトの意思決定としては、この5%は何と比べてるのかというのが大事です。そもそも投資する100万円をどうやって調達するのか。例えば利回り5%と言っても、実はその投資のための借金にかかる利子が5%だったら、投資によるキャッシュの増加はゼロですから、 やる意味がないですよね。

結局はNPVに戻る
IRRというのは、投資期間や調達コストの割合で数値が結構ばらけます。また、NPVとIRRで投資判断が変わることがあります。どういうことなのかを説明しようと思って自分でエクセルを作ってみたのですが(下図)、まったくわかりやすくならなかったので諦めました。下記図で言いたいことは、ProjectAとProjectBを比べた時に、NPVではAのほうが良い数値が出ているのに、IRRではBのほうが良い数値になる、というようなことがあります。

で、プロジェクトやM&Aについて何か測定手法を使うなら、結局ほとんどの場合、NPVを使っておいて間違いはありません、ということの説明でした。

うーむ、説明がむずい。。

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