ハラスメントへの理解

最近、学校で提供されたオンラインコース “Thinking about Consent” を受講しました。この授業では、同意の必要性について、日常生活の中で目にするシナリオを通じて学びました。

例えば、友達の新しい髪型に「素敵だね」と言ってから無断で触ること、職場でイライラして同僚のPCを勝手に操作すること、久しぶりに会った友人に突然抱きつくこと。これら全て、相手の同意が必要だということが強調されていました。聞いてみれば当然のことのようですが、私たちは日常的にこのような行為を疑問に思わずに行っていることもあるんですよね。

授業では、さまざまな具体例を挙げて、これがダメであれがOK、どのように断るべきか、どのように相手を尊重すべきかを教えてくれました。異性間、同性間、そして複数人のパートナー間のシチュエーションも詳しく解説されていて、出会いのシーンも、現代らしくデートアプリを基準にした内容でした。そして、問題が発生した時のためのホットライン情報も豊富に提供されていて、この問題がどれだけ深刻であるかを実感しました。

正直言って、私はこれまで「こんなことは学ばなくても自分には関係ないだろう」と思っていました。しかし、このコースを通じて、自分の考え方や行動を見直す良い機会になりました。日本の大学でも、このような詳細な教育が行われているのでしょうか？日本の学生さんにお聞きしてみたいところです。