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バイオグラフィー番外編:自分を診断してもらう

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この学校に入学するときに5STEPSという、かなり入念な自己診断をしました。最初に結果を見た時には、「よくある性格診断ね~」くらいに考えていましたが、時間をおいて読み返すごとに発見があります。長い間、たくさんの人の評価に耐えて生き残っているテストや考え方というのは、それなりの理由があるんだなあ、と感じます。

今回は5STEPS等のバイオグラフィーを専門とする教授に、私の5STEPSを読み解いてもらいました。やはりプロに読んでもらうと洞察が鋭い。この5STEPSは基本的に他人に公開しません。なぜなら、プロが読めば、どのような人物なのか、弱い部分も含めてある程度わかってしまうから。そして、素人が読めば、間違った解釈をして、その人に誤ったレッテルを貼る可能性があるから。

教授の洞察について、以下の解釈が面白いと感じました。

感情の反応しやすさ
不安・怒り・悲しみ等の負の感情を感じにくい人は、感情的に安定しているのですが、注意すべきこととして、
・他の人が負の感情を感じていることを理解しづらい。みんな、良いことも悪いことも含めて、もっと感情的に生きていることに注意を向けること=人の気持ちを理解しようと努めること
・周りの人に、調子はどう?と、意識的に声をかけること。感情が安定している人は、他人から「調子はどう?」と聞かれることに時々戸惑いを感じます。なぜなら「え、いつも通り、普通(=安定している)だけど、なんでわざわざ聞くんだろう?」と感じる場合があるから。他の人の多くは、「自分のことを気にかけてほしい」と思っている人が多いということを自覚すること

同調性の高さ、同意しやすさ
他の人の意見や考えに同調できる・同意できる人は、柔軟性の高さにつながるのですが、こういう人が気を付けるべきことは
・他人との議論や、他人からの相談に対して、前もって先読みできる能力が高く、複数の結論のオプションを事前に想像できてしまうことで、「まあ、どのオプションでもいいか」と、自分の中で議論を終えてしまっていることに気づくこと
・また、他人のためと思っておせっかいを焼きすぎること。本来、他人が自分で解決すべきことにまで、先に答えを言ってしまう。これではその人のためにならない。こういうタイプの人がすべきことは、相談者に答えを提供することではなくて質問をすること。相手が答えにたどり着けるような上手な質問の仕方を身に着けること

仕事へ真摯さ、達成欲求の高さ
職場に限らず、仕事を達成する気力が高い人は、仕事のパフォーマンスの高さに繋がりやすいわけですが、こういう人が気を付けるべきことは、
・完璧主義に陥らないことというか、合格点を客観的に見極める力をつけること。そして、合格点以降の追加作業は、労力の高さに対して成果が見合わないことをよく理解すること。Less is More
・自分自身を客観的に見ること。こういう人は「まだまだ足りない。もっと努力が必要」と考えがち。自分への期待値が高い。そして、出来ていることも「出来ていない」と捉えたがる。自身を実態よりも低く評価したがる。自分を甘やかすという意味ではなく、人が自分を見ているように、自分自身を見れるように訓練すること

上記を総合すると、
・他人と自分の性格は、自分が思っているよりもはるかに違っている。
・感情の安定性に感謝するとともに、他人への気遣いを意識的に行うこと
・先読みできる能力に感謝するとともに、結論を決めつけないことと、おせっかいを焼かないこと
・自律性に感謝するとともに、成果への期待値を下げ、ROIを意識すること

その性格がどのような考え方から来ているのか、また、どのような考え方や行動に繋がりやすいのか、という洞察は、面白いですね。卒業前にもう一回面談してもらいます。

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