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マーケティング6:広告・プロモーション・価格

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今日はマーケティングの伝統的戦略について学びました。いろんな研究結果が示されて、非常に興味深かったです。人間の心理にとても関係していますね。

マーケティングの手法の一つとして広告、プロモーション*、値引きがあります。みなさんは、この手法のどれが販売数量の増加に効果的だと思いますか?私は値引きだと思いました。

以下は米国での長期間にわたる調査結果です。
・広告  +10% → 販売数量+ 1.2%
・プロモーション+10% → 販売数量+44.0%
・値引き ー10% → 販売数量+ 6.2%
*プロモーション:3個買ったら1個無料とか、1個300円のものを4つまとめて買えば1,000円にするとか、です。

人間の心理がどのように働いているのかわかりませんが、販売数量の増加に最も効果的なのは、プロモーションでした。私はおまけがついてくるよりは、価格が下げられているほうが購入意欲をそそられるのですが。たしかに米国にいた時、近くのスーパーでは「Buy 1, Get 1一個買ったら一個無料」というのをとてもよく見かけたので、国による購買心理の違いがあるのかもしれません。

広告が持続する効果
広告は打てば打つほど、人の目に何度も触れて、購買行動につながると思いませんか?実は、一回目の広告で購入する確率が50%-70%で、その後は購買行動に結びつかないそうです。これも、イメージと実際が違っていました。

なぜコカ・コーラ社はオリンピックのスポンサーするか
広告の効果が1回しかないなら、なんで有名商品は何度も広告を打つのでしょうか?例えばコカ・コーラのような大企業がなぜオリンピックのスポンサーをするのでしょうか?それは、競合が宣伝をする機会を奪うためだそうです。これは全然思いつきませんでした。そうだったのか…。

マックブックを使って航空券を買うと高い
これが一番驚いたのですが、Apple社のパソコンでマックブックってありますね。マックブックから航空券比較サイトに行くと、Windowsのパソコンから購入サイトに行くよりも高い航空券が表示されるそうです。なぜなら、マックブックユーザーは比較的所得が高く、値段に頓着をしないことが、ウェブサイトのアルゴリズムに設定されているからだそうです。
にわかに信じられなかったのですが、本当?いや、まったく知らなかったです…。

日本で盛んになっている金融教育に加えて、マーケティングについても、若い方に学んでいただく必修科目に設定してもよいと思います。心理学でもあるし。

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