どんな人に仕事を頼みたいですか?
と、とある人に聞かれたので考えたのですが、私が最初に思いついたのは「メンタルが安定している人」でした。
自分の会社員経験を踏まえると、いわゆる「精神的にタフな人」はあまり見たことがありません。私もメンタルは豆腐です。でも、少なくとも感情の波が大きくなく、落ち着いて対応できる人には、自然と安心感を覚えます。
「体力のある人がいい」と言う声もあると思いますが、個人的には、メンタルの安定性のほうが仕事に与える影響が大きい気がします。
なぜなら、体力には基本的に“マイナス”がありません。誰もが100からスタートして、多少の差はあっても、0以下にはなりません。
でも、メンタルは違います。
一時的に200まで興奮してしまったり、逆に−100まで落ち込んでしまったり。浮き沈みの幅が大きい分、仕事の成果や周囲への影響も不安定になります。
そして何より、メンタルが不安定な人に仕事を頼みづらいのは、「この人、途中で倒れるんじゃないか」「そもそも成果物が出てこないかもしれない」といった“目に見えない不安”がついてくるからです。
ではメンタルの安定のために何が大事なのか?自分を戒める意味もあり、この3つが大事かなと思います。
1. 睡眠
良い睡眠は、良い運動から。良い運動は、良い食事から。この3つはセットです。でも、なんのためにと聞かれると、睡眠のためだろうと思います。
2. 日光
つい軽視されがちですが、自然光を浴びるだけでも大きな違いがあります。これは日照時間が普通にあるところに住んでいるとあまり気づかないと思いますが、日照時間が極端に少ないところに行くとわかります。日照の少ない地域に住んでいるなら、晴れた土地への旅行もおすすめです。
3. 移動
これは人によるのでしょうが、私は結構大事だと思います。新しい場所へ行くと、新しい景色、新しい常識、新しい刺激に触れられる。これが内面をリセットしてくれますから。目的は要らなくて、ただ新しいところへ行く。移動そのものが目的、的な。
日常のなかで「自分のメンタルを安定させる仕組み」を持っているかどうかは、仕事においても人生においても、とても大切だと感じています。まあ、こんなこと言っていられるのは、メンタルが安定している時期だから言えるだけのことも多いので、自分に言い聞かせる意味も込めて。
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