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ロンドン就職マーケット情報

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私はロンドンの就職マーケットのプロである、とある英国人紳士のお世話になっているのですが、昨日、彼から以下のようなアドバイスをいただきましたので共有します。ただしこれはあくまでもとあるプロの意見であり、プロの中でもいろんな意見があると思いますので、この意見をうのみにすることなく、ご判断はご自身でよろしくお願いいたします。

以下は彼のアドバイス……………………………………..
私はこの夏以降、君のロンドンでの就職を支援してきたが、ここで意見を変えることにする。君の母国である日本市場と、私の母国である英国市場を見比べたうえで、総合的に考えた。結論は、君は日本での就職に集中したほうが良い。

君も知っての通り、英国は政権交代が起きた。皆が、来年からの大幅な増税を予測している。その結果、この秋以降、企業の採用活動が明らかに保守的になっている。市民権のあるイギリス人の就職活動さえ、かなり採用が絞られている。そんな中で、追加費用のかかる外国人にビザを発行してくれる企業はそう多くない。

能力と経験があればビザは問題ではないという意見を言う人もいるが、私はそうは思わない。ここには優秀な学生が海外から集まっている。これまでも少なかったパイが、さらに小さくなっている。それを、大人数で取り合うことになっているわけだから、非常に難しいと思う。

ここで問題なのは、先の見通しだ。今は厳しかったとしても、2025年4月以降に回復する兆しが見えているなら、私は君に、もう少しここで粘ったほうがよいと言うだろう。しかし、現時点でこの不透明感はぬぐえない。良くなるのかどうか、全くわからない。

もう一つ考えるべきは、君の母国の日本市場だ。日本市場が英国よりも不況だというなら、ここで粘る意味はあるだろう。実際、多くの外国人にとっては、母国に比べればイギリスの方がまだ景気が良いという場合がある。彼らにとってはイギリスでチャンスを待つ方が合理的だ。しかし君の場合は状況が異なる。私の知る限り、イギリスよりも日本の方が市況が良い。

また、もし君がアメリカの労働ビザを持っているなら、アメリカを勧める。私のネットワークで確認した限り、アメリカの経済の先行きはさらに良い。しかし、ここもまた、ビザを得るのは至難の業だ。効率性も考慮して、日本を優先的に考えるのが良いだろう。
……………………………………………………………

冒頭で、彼の意見をうのみにしないでください、と書いたものの、私はうのみにします(笑)

というわけで、帰国準備開始!

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