ソフトスキルや人間心理に興味があるので、対人関係のダイナミクスと言う選択科目を取ってみました。今日はマインドフルネスについてでしたが、心が平穏でさえあれば、幸せに生きられるのだろうなと思いました。
マインドフルネス
定義がいろいろあるのですが、ここでは「自分の思考過程に気づくこと及び気づく過程」と定義します。自分が何を考えているのか、についてほとんどの人は理解をしていません。無意識に考えていると言うことにすら気づいていない人がほとんどです。
マインドの罠
我々は、自分が考えていること=自分だと言うふうに捉えていると思いますが、無意識に考え「させられている」のであれば、マインドに自分自身が乗っ取られていると言う言い方ができます。その無意識の思考過程に気づけると、一瞬思考が止まります。そこに心の静寂が訪れます。
マインドフルネスという言葉
私は、この言葉には少しビジネスチックなものを感じてしまいます。もともと瞑想は自分自身の無意識の思考回路に気づくことで、心の平穏を取り戻す手段でした。しかし、心の平静を取り入れることで生産的になるとか、効果的になると言うことがわかり、リーダーシッププログラムに取り入れられたりするようになりました。個人的には仕事ができるようになるとかってのは瑣末なことで、心が平穏なら、それで幸せじゃんと思ってしまいます。
なぜリーダーシップ?
マインドフルネスの研究による効果が証明されています。シニアリーダーシップチームを対象にしたマインドフルネスの導入実験結果で、マインドフルネスは何に効果的なのかと言うと、以下の6点が高まることです。
- 心の強靭さ
- 協力関係の構築しやすさ
- 敏捷的な行動力
- 視点の高さ
- 共感能力
- 個人的な苦痛の減少
これらの能力が向上すると、リーダーとしての能力も向上すると言う立て付けです。
瞑想体験
みんなで瞑想をしました。いつも通り眠くなります。何が起きてるのかと言うと、常にマインドは我々に「こんな心配事があるよ。あんな心配事があるよ。これも考えないと。あれも考えないと」と思考させ続けます。思考しない場合は、テレビやYouTubeや音楽など、常に刺激的なものを求めさせるように働きかけます。瞑想で、例えば呼吸に意識を集中させるとします。すると、マインドが思考できずに退屈になります。するとマインドは「あの課題はやったか?そういえば家族の事は?買い物いついく?今日のご飯は?」などと、また無意識に働きかけていきます。それに気づいてまた呼吸に集中する。これを繰り返すとマインドは思考できなくなります。すると、考えるという緊張が解けてリラックスします。
つまり、何も考えさえしなけば、人間はもともとリラックスしていると言うことです。でここからが問題で、緊張状態から急にリラックスに突入するので、リラックスしすぎて眠くなります。眠ってしまうと瞑想になりません。「リラックスするんだからいいじゃないか。」と思うかもしれませんが、瞑想と言うのは集中の訓練ですから、眠ることが習慣になると瞑想は上達しません。ですので、ほとんどの人には夜はお勧めされていません。寝ちゃいますから。なので、起床直後が一般的にお勧めされています。
28日間連続チャレンジ
今回の個人課題、1日10分×28日間連続でマインドフルネス関連のことを行い、自分のメンタルの変化を記録すると言うものです。これは、この授業を心の底から興味を持っている人ではないと、ただめんどくさいでしょうね笑 私はこれまで何回も瞑想の習慣化を試してきましたが、毎度挫折してきたので、今回の課題と言う強制力を使って習慣化を試みてみます。
最後に授業で紹介されたマインドフルネスのアプリを皆さんにもご紹介します。ご興味のある方はぜひダウンロードしてみてください。何かめちゃくちゃ人気があって、評価もすごく高いです。


コメント