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物語の重要性

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面白い動画に出会いました。Yuval Noah Harari さんというイスラエル出身の歴史家で、お話しされている雰囲気がとても好印象でした。すごくわかりやすく話をしてくれていると思います。

最初は食べ過ぎてしまうのは大昔の記憶が脳に染み付いているからとか、言語能力と説明能力についてお話をされていました。

中盤からがより面白い。人間を人間たらしめるのは協働であり、それを実現するのはフィクションを発明してみなが信じること。これは、本当にそう思います。神も悪魔もお金も全てフィクションなのですが、それをみんなが信じることで世界が作り上げられている。

フィクションの喪失
コロナ以降に私が感じるのは「世の中って、世の中の幸せってこういうものだよね」というフィクションの喪失かなあと思います。で、個人にカスタマイズされたフィクションが求められていると私は考えていましたが、今日の動画で少し意見が変わりました。フィクションは個別じゃダメなんですね。みんなが共有できるフィクションが必要なんだな、と。

AI
AIが他の技術革新と違うのは、自ら判断できることだと語られていて、私もその通りだと思います。私の解釈は、「初めて人間の脳みそを代替した」ですが、判断能力を持つことの恐ろしさについて語られていました。

今は激動か?
歴史というのは後で振り返ってみて解釈が行われます。例えば1940年当時には「これは第二次世界大戦だ」とは誰も認識していない。各地での戦争を、後からそう称している。で、すでに第三次世界大戦に入っているのかもしれません。後から歴史を振り返ると、ウクライナでの戦争が第三次世界大戦の始まりと称されているかもしれません。

だからこそグローバルな協働が必要
こんな時代だからこそ、人間のフィクションを信じる力を持って皆が平和に向けて協働できる物語が必要です。が、その物語はどこでいつ生まれるのか。それとも生まれぬまま分断していくのか。乞うご期待。

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