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組織と人2:建築家としてのリーダー

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またまた新しいコンセプトがやってきました。Microsoftの復活を例に、リーダーは建築家たれ、というお題です。

建築家?
建築家の仕事を家を設計することだと捉えますと、そのプロセスは「こういう家を作ろう」という目標を立てて、図面、土地、資材、働く人のことを総合的に勘案することです。総合的に勘案、という言葉が漠然とはしていますが、それぞれの要素は単独では働きませんので、全ての要素がうまく行って初めて良い家がたちます。要素間の整合(アラインメント)が必要です。

組織のリーダーも同じことが言えます。戦略、人、組織図、文化、仕事。これらがバラバラに動くことは出来ませんし、バラバラに動いていたとしたら、それは良い組織ではありません。

Microsoftの復活で例えると
・戦略:PCからクラウドに転換したい=特許中心から顧客中心に変わる必要あり
・人:しかし、すぐに人の心は顧客中心ににはならない。また、クラウドに適した人材もいない
・組織:階層が高く、部門間のコミュニケーションも少ない。
・文化:結果、社内競争が激しく、社内政治が大事になる。内向き

→これから進めたい戦略に対して、人、組織図、文化、仕事が揃ってない(アラインしてない)状態だったため、それを調整した、というお話です。

要素間の調整って、そんなのわざわざ教えなくても当たり前だろう、って感じませんか?でもこれって算数の問題みたいなもんで、方程式と答え見たら解けそうな気がするけど、実際に問題を解こうとしたら解けないのと同じなんだろうなと思います。

問題が発生したときに、我々にはひと塊りに見えます。それを要素に分けて、その要素間に何が必要かを学ぶ。なかなか難しいですが、少しずつ脳みそにフレームワークを増やしていきたいと思います。

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