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経済7:人生100年時代に必要な資産

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さて、高齢社会というのは世界共通の課題のため、経済学のコアのテーマの一つになりつつあるようです。まあたしかに、35年間無職はきつい。自分の子供を35歳まで養育したくないですもんね…。

100年生きるために必要な資産
さて、単純に長生きができるといっても、そのためには主に以下の資産が必要です。
有形資産:金融資産、不動産、年金
無形資産:生産性、健康、人間関係、アンラーニング
そう、有形資産は前提として必要だけど、有形資産だけじゃ生きられない。一部を紹介します。

金融資産(下図)
貯蓄や投資のことですね。何でどのように生活費を賄うのかのパターンが紹介されました。下図の黄色ハイライトを見てもらうと、
・65歳までしか働かずに100歳まで生きると、退職後期間=無職の期間が35年に。
・35年とすると、労働期間の44年間に毎年必要な貯蓄が、収入の25%も必要になる。貯金するために生きる、みたいな状況に。
・35年間も無職はきつい。例えば子供を0歳~35歳まで養うと仮定すると、「そりゃ無理だろ」という気持ちになると思います。
・というわけで、「労働期間を延ばす必要あり」です。

生き方の変遷
これはいろんな本でも書かれていることですが、生き方を変える必要があります。
・これまで:①若いときに教育を受け ②40年くらい働いて ③退職期間を15年くらい過ごす という直線的な人生のステージ
・これから:①定期的、継続的に教育を受け続ける ②会社勤めしたり、休んでみたり、自営業してみたりする ③①②を組み合わせながら定期的に無職期間を取り、かつ合計で短めにする という曲線的な人生のステージ

若さを保て。友達を作れ。たぶん恋愛でもよい
長く健康に生きるためには若くいる必要があります。若くいるために健康に留意することは大切です。そして肉体だけでなく精神も若くいる必要がありますから、友達を作ることが大切です。授業では言及されていなかったと思いますが、若さを保つという意味では、恋愛でもいいのだと思います。

おまけ:年齢による満足度
人生の満足度は年齢によって大きく変動します。30歳を起点に下がり続け、50歳で最低の満足度に下がります。もし人生に悩んでいるそこのあなた。あなたの悩みは個人的なものではなく、世の中だいたいそういうことらしいので、心配せずに不満足な生活をお過ごしください。50歳を起点にもう一度上がり、80歳くらいでかなり幸せに感じるそうです。というわけで、30代後半から40代後半にかけて、思う存分、自分の人生に不満を感じてください。

しばらくの間い、この先の私のテーマは「若返り」でいきます。

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