2024年5月– date –
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対人関係論番外編:認知のゆがみ
授業の中でちょろっと取り上げられた認知のゆがみについて。ゆがみと言いますか、自分を守るために悲観的思考を身につけた、という言い方のほうがしっくりくるかなあ。皆さんは、どれが顕著ですか?1. 全てか無かの思考物事を完全に良いか悪いかで判断する... -
コーポレートファイナンス6:市場効率性仮説から行動ファイナンスへ
株式投資をしている方になじみのある言葉が出てきました。伝統的な理論を考えた後で、その矛盾について、行動ファイナンスから考えてみます。 市場効率性仮説とは現在の株価は、すべての利用可能な情報を完全に織り込んだ上で形成されており、すべての人が... -
デジタルストラテジー2:ティッピングポイント🚀新しいビジネスが市場で飛躍する瞬間
前回の続きで、両面市場の戦略についての解説でした。ティッピングポイントという言葉を聞いたのはたしか大学三年の時。だから、2004年ごろか。。。なぜ20年前に理解しようとしなかったのか、自分に聞きたいですね。プラットフォームビジネスの「ティッピ... -
経済学7:貿易
今日は貿易のお話でしたけれども、そもそも貿易って何なんでしょうね。言葉は知っている。が、意味を正確に理解していない。また、普段の生活で、貿易という言葉は使わない…。貿易商品やサービスを地域間、国内、国際間で交換すること。重要なのは、交換に... -
ゲーム理論4:明日、私を愛してくれる?
3日連続でパーティに行くと体力の限界を迎えるということがよくわかりました。これが41歳の限界。しかし疲れていてもゲーム理論は面白い。冒頭の文言はゲーム理論的であるかどうか、授業の最後で説明がありました。今夜の行動が将来もこの愛を続けるかどう... -
対人関係論6:感情的知性
心の知能指数という言葉について、最初に学んだのは中学生くらいの時だから約25年前か。当時も今も勉強が出来ないので、頭の良さよりも人柄の良さを磨こう、なんて考えていた記憶があります。 仕事の成功に別に仕事で成功するために、と限定する必要もない... -
デジタルストラテジー1:プラットフォームがもたらす外部性とその設計
今日から新しい選択科目です。前評判の高い教授でしたが、期待を上回る素晴らしさでした。授業の仕方もうまいし、知識経験も豊富だし、非常に知性的だし。あと全然関係ないけど、太陽とひまわりがモチーフのかわいいデザインのTシャツを着ていて、これも高... -
コーポレートファイナンス5:投資リスクの分散
企業はプロジェクトに、債権者や投資家は会社に投資するわけですが、そのリスクと期待収益率をどのように測るか、というお話。リスクとリターンの相関高いリターンを望む場合、より高いリスクを受け入れる必要があります。この関係は、リスク・リターンの... -
買収、合併、再編5(最終回):人は徐々に,そして突然,破産する
さて、最終回は財政難の会社について取り上げました。冒頭の言葉はヘミングウェイの小説に出てくる有名な一説で、授業でも冒頭で取り上げられました。破産も含めて、財政難の会社について、です。財政難の会社に起こることさて、会社が破綻するとどんなコ... -
買収、合併、再編4:規制無きところバブルあり
さて、前回はプライベートエクイティを見ました。今回はプライベートエクイティの進化系と、ベンチャーキャピタルについて学びました。金融界の「プライベート」とは授業で出てきた金融市場早見表を下図のように添付しました。・プライベートとは一般の方...