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ポルトガル探訪:Douro Valley 静寂と永遠

さて、ポルトガル第2の都市ポルトから少し南下しまして葡萄畑の街というか村というか、Douro Valleyというところに辿り着きました。葡萄畑以外にはカフェが3個、薬局が2個、食品店が1個、という感じでした。

出会う人が全員60代以上で、どうやってブドウを収穫してワインを作っているのだろうか、と、余計なお世話で考えてしまいました。

が、とにかく景色が美しい。心が洗われるとはこういうことでしょう。川が流れているのですが、本当に穏やか。まるで何も流れてないかのような穏やかさでした。そして静寂。音がしないんですよ、この街からは。

音が無く、流れもない。そして夜に空を見上げると星が輝いている。この静寂と美しさを前にすると、永遠というか悠久の流れを感じて、何か空恐ろしくなります。

そしてふと、子供の頃を思い出すんです。自分はなぜ生まれてきたのだろうとか、死んだらどうなるんだろうとか、宇宙ってなんなんだろうって考えて、めちゃくちゃ怖くなったあの頃を。

この静寂は美しい。でも、怖い。物事に意味付けするのは自分の思考と感情な訳ですが、私はこの街から、何かを受け取りました。

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