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USCPA(米国公認会計士)受験に向けてのヒント:簿記は必須ではない?

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最近、USCPAを目指す方から興味深い質問をいただきました。「簿記の勉強は、USCPA受験前に必要ですか?」これは、実はとても一般的な疑問です。

私自身も、USCPA受験を考えたときに同じ疑問を抱えていました。でも、実際に学び始めてみると、簿記の知識が絶対に必要というわけではないことがわかりました。USCPAのカリキュラムは、単なる経理の技術を超え、経営学、監査、税務など、より広範な知識を要求します。

アメリカで働いた経験が、この視野を広げるのに大いに役立ちました。現地の会計担当者たちが、日本のように仕訳に重点を置かないことに、最初は正直驚きました。日本の会計では、仕訳が全ての基本ですが、アメリカではまず対象トピックや勘定科目の議論から始まり、仕訳はその後に続きます。

この違いについて「なぜ仕訳を使わないのですか?」と質問すると、「何で仕訳で考える必要があるの?必要なければ、使わなくてもいいじゃない?」という返答が返ってきました。

この体験から、私の中の「常識」が変わりました。日本では仕訳を中心に考えることが強調されますが、それが唯一の方法ではないことを学んだのです。

だからこそ、簿記の経験がなくてもUSCPAの学習を始めて大丈夫です。グローバルな視点で会計を学ぶことは、私たちにとって新たな発見と成長のチャンスです。USCPAの資格は、ただの試験ではなく、世界を広く見るための一歩になります。


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