MENU
お知らせ内容をここに入力してください。

多文化共生の学び

  • URLをコピーしました!

今日も相変わらず面白い。多様性に触れることでより自分のことを理解できます。他国を知ることで時刻をより理解できます。今日は国別の考え方、優先順位、動機づけなどについて学びました。このような多文化共生に関する授業は本当に面白いし、クラスメイトの行動の違いが少し説明できます。

今日はグループのリーダーに、洋平もっと喋れよ、と気合を入れられたので、ここで少し自分の考えを述べておこうかと思います。まず、日本について触れて、次に他国の特徴について考えてみます。

このグラフは国別の特徴を表しています。特徴の種類が横軸に述べられていて、左から
・権威に対する服従の度合い。高いほど服従しており、低いほどフラットな関係性がある
・個人主義の度合い。高いほど個人が尊重され、低いほど集団が尊重される
・物事を達成しようとする動機やプレッシャー。高いほどやり遂げようとする気持ちがあり、低いほど結果責任を負わない
・安定を求めようとする気持ち。高いほど安定を求め、低いほど不安定への耐性が強い
・長期的に物事を考えられるか。高いほど長期的に物事を考え、低いほど短期的に物事を考える
・人を大人として扱うかどうかの度合い。高いほど他人は他人と考え、低いほどかまってあげる。

まず①のグラフでは、左から中国インド日本アメリカの順に比較しています。日本の特徴は物事を達成しなければいけないプレッシャー、不安定を避けて安定を求める気持ち、長期的な視点が突出しています。どうやらこのような特徴を持つ、国は日本だけのようで、教授は江戸時代の鎖国がガラパゴス効果を与えてこのようになったのではないかと言っていました。

私はこの特徴が、今の日本をよく捉えていると思っています。変わらなければいけないと皆が思っている。しかし変われない。それはなぜなのか?まず不安定への耐性が極めて低いので、どうしても今のような不安定な状況から、さらに不安定さが求められるような決断や行動は取れない。

そして、うまくやらなければいけない、高品質なものを提供しなければいけない、100点を取らなければならないなどの、達成への強いプレッシャーにより、計画と分析が重視され、行動につながりません。

加えて長期的な思考を持っていることにより、長い目で見て正しい方法を模索することに頭が働き、「まずはやってみよう」という意識を奪います。

この3つの行動特性は、なぜ日本が「変わらないといけない」と思っているにもかかわらず、変われないことを端的に説明しているのではないでしょうか。ここで重要なのは、この特性をよく理解し、この良さを活かすということだと思います。例えば不安定を極端に嫌がる性質を利用するのであれば、安定を提供することを100% 保証するような施策をすれば、給料や仕事の難しさにかかわらず、高いモチベーションで安定したメンタルで仕事ができるということではないでしょうか。不安を煽るとか競争社会にするとか成功報酬にするとかっていうのは、不安への耐性が強い国の人たちに向いている施策であり、日本人が真似するべきものではないのではないかと思いました。

面白かったので、①の他の国の特徴を一言で捉えてみたいと思います。

中国: 長期的な思考が強いのは共産主義による計画的な活動に基づくものなのか、歴史の長さに基づく視点の高さなのか。私のイメージでは権威を嫌い、極めて個人主義で、短期的な思考を好むと思っていたのですが、逆でした。

インド:個人主義が低いっていうのはちょっと意外です。みんな結構好きにしゃべるし、主張が強いので、それは個人主義に基づくものだと思っていたのですが。インドについては、私が接している人と、このデータがかなりアンマッチな気がします。

アメリカ:権威への服従はなく、個人主義で、人干渉しない。イメージ通りですね。

続いて②は、左からアルゼンチン、ブラジル、パキスタン、サウジアラビアです。

アルゼンチン:不安を避けたがる傾向がとても強いのが意外でしたが、安定を求めるのは、たび重なる通貨危機や政情不安の影響なのかなと思いました。

ブラジル:アルゼンチンと似て、不安定を避けようとします。アルゼンチンと違うのは、権威への服従の高さ。ブラジル人にとっての権威と何なんでしょうね。なんかあまりイメージできない。

パキスタン:これはすごい。他にはまったくない分布。個人主義の度合いが極端に低く、人に干渉しまくるみたいです。うーむ、そうか?全く分かりません。クラスメイト、注意深く観察してみます。

サウジアラビア:権威に服従し、他者に干渉する。これもクラスメイトを見ていると、そんな風には感じられないんだけど。笑

他の国についても考えてみたいのですが、情報量が多すぎてそろそろお腹いっぱい笑 引き続きこの1年間を通じて、多文化共生について、自分の理解を深めていきたいと思います。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次