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インターパーソナルその1

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他人から見える自分と、自分が見ている自分

今日から本格的なリーダーシップコースが始まりました。リーダーシップがどうこうと言う話の前に、自分は何者なのかを理解するためのテストやディスカッションを繰り返しています。

会社でよくやる360度評価の相当詳しいバージョンを、プロのコーチや、クラスメイトと深掘りしていきます。このプロセスは本当に面白いです。

人間は、社会的な生き物なので、他人との関係性や比較の中で成り立っていると私は考えています。よって、自分が思う自分と他人が思う自分の比較、自分の性格と他人の性格の比較を行う事は、客観的に自分を認識する上で大きく役立つと思います。

ここでロンドンにきた意味があるなと思う事は、世界各国の学生からフィードバックを受けられることです。日本でやる場合は日本人からフィードバックを受けるわけですけど、日本人はかなり同質的な価値観を持っているので、個人間で差があると言っても、根本的なところは共通しているのかなと思っています。世界と比較すると、大きな違いを実感できることになります。

例えば外交性。私は日本の中では内向的ではないのですが、グローバルで比較すると内向的と言う結果になります。日本ではある程度意見を言う方なのですが、世界のクラスメイトと比べると、意見を言わない。

一方で、共通することもあるなぁと気づくんです。例えば生きる意味。私は誰。お金は幸せと関係するか。達成し続けるラットレースへの疑問。こういった疑問を持っている学生が少なからずいて、共鳴するものがあります。

そしてコーチのレベル。経験の長いプロのコーチから問いかけをもらえることもまた、自分自身の気づきにつながります。私はたまたま、心理的安全性の高い環境を提供してくれるコーチに当たっているので、安心して自己開示ができます。「心理的安全性が大事だよ。」とはよく言われますが、これもまた百聞は一見にしかず。本当に、心理的安全性の高い環境を提供してくれるコーチと話すことの心地よさを感じて、初めて「心理的安全性の重要性」を実感できるのだなぁと思います。

理論を、体験を通じて学べる。これこそ、本を読むだけでは経験ができない、学校にわざわざ来る価値、だと思います。

今日1番面白かった質問は「ヨウヘイ、なぜあなたは人に受け入れられたいの?」です。私は人や組織に受け入れられないと、物事が進まないと思っているので、無意識に受け入れられるように生きてきました。

しかし、その人は自分が正しいと思うなら、人が受け入れようが受け入れ前がやる、と言うタイプです。おそらく日本人に日本語で同じ質問をされてもあまり何も思わなかったと思うんです。なぜなら、根本的に共通するものを持っている人からの質問だから。でも日本人ではない人に英語で質問されると、自分のバイアスが外れた状態で脳に問いかけが来るので、新鮮な気持ちで考えることができます。

これからも、いろんな人の対応を通じて、自分自身で実験していきたいと思います。

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