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DEIって何?

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Dを正しく認識するから、Eが必要であることがわかり、Iを実施する。

毎日の情報量が多すぎてヘロヘロですが、ついにDEIの領域をカバーしました。DEIって言葉は知っているけれども、自分の言葉で語れるほど理解しているかというと、そうではありません。今日の授業が終わってもなお消化中ではありますが、自分なりに解釈しました。

まずDEIの構成要素ですが、
D:Diversity、多様性ですね。これは人種、性別、年齢、ハンディキャップ等だけではなくて、家庭環境、収入、教育等の違いが含まれます。まず、多様性があるってことを私は正確に捉えてませんでした。例えば私は隣のクラスメイトに「日本ってどんな多様性がある?」と聞かれて「日本は同質性の高い社会だから、日本には多様性はないよ」と答えてしまい、「でも年齢とか性別とかは少なくともあるじゃない」と言われてはっとしました。私は年齢と性別を多様性だと認識していなかったのです。ということはですよ、私は無意識の偏見を持っている可能性があります。だって、意識・認識していなかったのですから。家庭環境とか収入とかの内的な部分は結構意識していたつもりなのですが、年齢や性別とかは違いと認識していませんでした。これもある種のアンコンシャス・バイアスです。

E:Equity、公平性。Equityで公平性って何?意味わからない、って思いせんか?Equityって貸借対照表の右下のことだろ、としか思っていない自分が情けないです。でも、せめてEqualityじゃないの?って突っ込んでしまいませんか?ここでエクイティとイコーリティの違いを、下の図で説明してもらいました。イコーリティというのは一人一人の違いに着目することなく、同じ機会を提供することです。下の図でいうと、左の人だけが権利を得ている状態ですね。エクイティというのは、一人一人の違いに合わせた機会を提供することです。
途中でファシリテーターとの間で、イコーリティは機会でエクイティは結果だ、というような議論が交わされていましたが、たぶんそうではなくて、どっちも機会の提供です。ただ、カスタマイズされているかどうか、の違い。
https://lnkd.in/eGSV_BK6

I:Inclusion、包括性。意識的・無意識的な偏見があることを理解し、一人一人に合わせたサポートが行われ、公平に評価されるようか環境づくりのことです。ここでは女性が取り上げられがちですが、車いすの方が快適に移動する道や建物にするとか、教育の機会がない人に提供するとかも包括性なのかな、と考えました。

で、私の理解ですけども、DEIって、DとEとIの繋がりを感じることが大事なのだと思います。Diversity多様性と、それに対する偏見があることを良く理解する。自分は偏見がないなんて思っていても必ずあるのだろうと思います。だからこそ、Equityという一人一人の違いに着目した公平性が必要になります。その結果の行動として、Inclusion包括的にそのような環境を提供することが大事。この一連のプロセスと繋がりを理解することがDEIなのだろうと。

では、DEIはなんのために?企業の価値創出っていうような意見も聞きますが、それは違うんじゃないかなあと思います。企業とか利益とかっていう前に、一人一人がより生きやすい社会を作るための考え方なのだと思います。少し、きれいごとのように聞こえるかもしれませんけど。

現時点の私の理解だと、大上段から「DEIは大事だぞ!」って言えるほど理解もできていませんので、少しずつ体になじませていきます。

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