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トップマネジメントのあり方3:関係性を理解せよ

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今日はApple・IBM・Microsoftのパソコン市場での戦いをケースとして、関係性をテーマにして学びました。

関係性とは
・会社同士の関係(提携や合弁や合併)
・会社とCEOの関係
・CEOとCFOの関係
・会社と社会の関係(例えば訴訟をされるとか)
・会社とお金の関係

正直に言いますと、トップマネジメントとして関係性を理解するというテーマについて、あまりよくわかりませんでした。
色んなステークホルダーがいて、状況次第でいろんな関係性の中で意思決定の必要があります。言われてみればそうだよねー、とは思うのですが、果たしてここから何を学ぶのかの捉えどころが難しかったです。

で、このテーマとは直接関係ないのですが、このケース(Apple・IBM・Microsoft)を読んで、私は「常に出口戦略が必要だな」と感じた次第です。

Appleは何度も衰退しては復活しています。Microsoftも同じく。IBMはパソコン事業を売ってソフトに特化していますが、その2社ほどの利益は取り戻していません。

何でAppleは蘇ることが出来るのかの方程式はありません。そして、IBMが今からこうしたらいいんだ、っていう意思決定は学校では分からないわけです。コンサルタントも、IBMの人もわからないでしょう。

この3社だけでなく、我々すべてに起きることは、いつ競合が我々を出し抜いてもおかしくないということです。それはいつなのか、どんなリスクなのかも分かりません。だからこそ、常に既存事業の出口戦略を想定し、常に新しい事業への備えをしておくことが大事だなと感じました。

Appleはその都度自分たちの既存事業をパワーアップさせて戻ってくるわけですが、全ての会社や事業がそう出来るわけではありません。諦めてやめてしまう、売ってしまう、というのも一つのやり方なわけです。

積極的に出口戦略を考えることは、「私たちはこの事業で食ってきたんだ、これからも頑張るんだ」という思い込みから救ってくれることにつながるのでは、と考えた次第です。

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