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複雑なものを、複雑なままに。

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昔から規則性を見つけるのが好きで、点と点を結びつけて線にしてストーリーを作るのが好きでした。データを見て、そこから何が言えるのかを創作するのも好きでした。「この人はこういう人だ」と人のことを決めつける傾向もありました。

なぜか?一般化したり、規則性を見つけると安心するからです。人は、分からないものを見ると不安になります。選択肢が多すぎても不安になります。だから、一部を切り取ってでも規則性を発見したことにして安心したい。

でも、それが間違っていることはよく分かっています。正しい姿勢は、複雑なものごとを複雑なまま見ることです。
「そんなこと言わずにシンプルに考えよう!」というのも一理はありますが、単純化することで自分が逃げようとしていないかは、よくよく自分に問いかけた方が良いでしょう。

複雑なものを複雑なまま捉える。そして、一般化・単純化したい欲望をグッとこらえる。そしてまた考える。これが、成長のために必要な姿勢だと思います。その先に、本当の「シンプル」がぼや〜っと見えてくるはず。

ですので、私は「要するに」とか、「ザックリ言えば」という言葉は使わないようにしています。分かった気にならないよう、自分を戒めるため。

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