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比較する、その対象を、入れ替えて。

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今日は香港からの友人をお招きして色々お話を伺いました。

日本と共通の考え方
日本人が好きなことわざに「能ある鷹は爪を隠す」というものがあります。その方の思考パターンを伺っていたところ、中国にもほぼ同じような考え方があるそうです。

能ある鷹は爪を隠すとは?
優れた能力のある人はそれを無駄にひけらかしたりしないということのたとえです。
裏を返すと、たいした能力のない者にかぎって、ふだんから偉そうなことをいったり、弱い者には力を誇示したりする、ということになります。
(コトバンクより)

語源
1600年ごろに北条氏直という方が書かれた書物が語源といわれているみたいです。元ネタは日本だったんですね。中国から来たのかと思ってました。

中国版の“能ある鷹は爪を隠す“
表現としては「常に刀を研いでよく切れるようにしておくが、常に隠しておく。なぜなら、その人が有能だと分かれば嫉妬を生み危険だから。ただ、必要な時にはいつでも切る」だそうです。

中国と日本は似てるところも多い
日本にいたときは、中国って日本と全然違うように感じました。世の中にその2つの国しかなければ、たしかに「全然違う」と言えるでしょうね。でもロンドンに来て、世界20カ国の人たちと接してると「いや、中国と日本は、比較的似てるところあるよね」って感じます。

全て比較の問題
何が言いたいのかというと、全ては何と比較するか、というだけの話だなあ、と。自分が正しいと思っている価値観や考えも、全て「何かと比較」しているだけの話で、比較対象変えると、認識が全然違うのだろうと思いました。

と、いつも通りの、比較文化論でした。やっぱり、世界は広いです。

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