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若い人と話すってのは…

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さて、ついに選択科目というやつが始まりまして、今のスローンプログラムにいる生徒とは違う学生さんとの交流が始まりました。

そもそもスローンとは
ロンドン大学のシニアマネジメント層に向けたリーダーシッププログラムで、平均年齢40歳、平均勤続17年くらいの学生が20カ国から集まって、日々楽しい日々を過ごしています。私とは違って、すでに成功している人たちが集まってきているので、洞察が深く、みなさん気持ちに余裕のある人が多い。付き合っていて気持ちの良い人が多いです。

選択科目では
MBAとかファイナンスとかマネジメントの大学院生と一緒に授業を受けます。何が違うかと言うと、年齢が二十代前半〜三十代前半が多いということです。久しぶりに若い人と話すと、価値観や行動様式が違っていて、慣れるのに授業の前半1時間半かかりました。そうか、スローンの仲間と話するって楽だったんだ…って気づきます。

世代間闘争が始まるのか!?
若い人は若い人で、おじさんおばさんと話すのは価値観が合わないと思う場合もあるでしょう。そう、お互い様。そして会社と違って年齢に関係なく対等なんでね、これがまた自分にとっては新しい。

生命の輝きを感じる
前半の1時間半は苦しみましたが、後半の1時間半は気持ちをグッと切り替えて若い人との対話に臨みました。私はグループワークが多いクラスを選んだので、若者とガチンコ勝負です。本気で相手に向き合うとね、やはり感じるものがあるわけです。若い人のひたむきさ、無邪気さ、未来への不安と希望。
いやあ、いい!この感性!この美しさ!俺がすでに失ったものを彼らは持っている。そこに感じる生命の輝き…。

ダイバーシティって性別と国籍だけじゃないよね
そう、ダイバーシティには年齢も含まれるわけです。国籍の違いによる違いを学べるだけでなく、若い人と対等に話し合う機会はとても貴重です、特に日本人にとっては。年功序列社会では常に年長者が偉そうにできますから、若い人と“対等“ってのは、日本社会ではあり得ない。でもここではあり得る。

というわけで、今週から始まった夏学期では、スローンの仲間との連携を深めることに加えて、年齢層や同期の異なる他のプログラムの学生からもしっかり学んでいきたいと思います。

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