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対人関係2:自分に残酷な言葉を吐いていませんか

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対人関係というコース名ですが、現時点は自己理解についての授業が続きます。今日の発見は「いかに皆さんが、自分に対して厳しい言葉を吐いているか=毒!」ということでした。

心の3要素
人間の心の動きは、以下の3つのバランスだという説明がありました。
1.恐怖:最も根源的なモチベーションです。食事ができないと死ぬとか、睡眠不足が続くと体が悲鳴を上げるとか、危ない動物に遭ったら逃げるとか。それが転じて、今の世のなかでは死にそうなことはほぼないはずなのに、この原始的な恐怖のモチベーションが、「このままじゃ危ないよ!」と警告を出して、強制的に人を動かします。

2.喜び:何かを達成すると楽しいですよね。もともと、何か目的があって頑張ってそれを達成したはずなのに、達成すること自体の快感が病みつきになってもっと頑張っちゃうことってありますよね。これもバランスの問題で、少し多めにこの「頑張りたい」という欲求があると、仕事も勉強もはかどります。

3.くつろぎ:家族がいるとき、友達がいるとき、恋人がいるとき。信頼できる人とのつながりを感じたり、上記1,2以外の目的のない楽しみをしているときにこの感情がでます。

ほとんどの人は、だいたい1が大半で、2がその半分くらいで、3がほとんど無いそうです。だから、どうやったら3を増やせるのか、という話がつづきました。

恐ろしいセルフトーク
いかに「人は自己批判的か」という説明があり、簡単な実験をしました。教授がクラスメイトに「過去一週間で何か失敗をした時、自分にどんな言葉をかけたか」です。この回答がもう信じられないくらい怖くて…。びびった…。まじでみんなこんな言葉を自分にかけているのでしょうか?そのまま書きますね。
・お前に存在価値はない
・くそやろう、どっか行け
・死んだ方がまし
・この無能が
・だからお前はだめなんだよ
…。いやいや、こんな言葉を自分にかけてたら、病気になりますよ。。。

自分を許す手紙を書いてみよう
ではどうしましょう。一つはマインドフルネスとか瞑想とかですけど、自分を許す手紙の書き方が紹介されました。これ、他の若いクラスメイトにどれだけ響いたかわかりませんが、自分の思考プロセスを分解するのにとても役に立つと思います。
・親愛なる〇〇(自分の名前)へ
・あなたがこういう気持ちだという風に見えます(観察)
・あなたがそう思う気持ちはわかります、だってあなたはこれこれということを考えていたから(自分を許す)
・でもそういう風に考えているあなたに伝えたいのは、こういうことです(悪いと考えている事象をいい風に捉えなおす=リフレーミング)
・もちろん、そんな風にはすぐに考えられないかもしれませんね。(すぐには変われない、認められない自分を認める)
・あなたに知っておいてほしいのは、こういうことです(上記のリフレーミングの念押し)

いやしかし、皆さん、自分に厳しい言葉を吐きすぎのようです。厳しい、という表現を通り越して、残酷。自分に優しく行きましょう、自省も込めて。

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