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デジタルストラテジー2:ティッピングポイント🚀新しいビジネスが市場で飛躍する瞬間

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前回の続きで、両面市場の戦略についての解説でした。ティッピングポイントという言葉を聞いたのはたしか大学三年の時。だから、2004年ごろか。。。なぜ20年前に理解しようとしなかったのか、自分に聞きたいですね。

プラットフォームビジネスの「ティッピングポイント」とは何か?
新しいビジネス、特にプラットフォームを立ち上げる際、成功の鍵となるのがティッピングポイント。プラットフォームが市場で持続可能な成長を達成し、急速に拡大を始める臨界点を指します。ネットワーク効果(=商品やサービスの価値が、使用する人の数によって高まること)が強まり、参加する利益が参加しないコストを上回る点です。

損益分岐点 vs ティッピングポイント
ビジネスの世界では損益分岐点をとりあげることがよくありますが、プラットフォームビジネスにとってはティッピングポイントのほうが大切らしい。
損益分岐点:プラットフォームが経済的に持続可能である点(収益がコストと等しくなる点)
ティッピングポイント:市場参加者数が重要で、社会的な成長の勢いや市場支配が決まる点

成功に導く戦略
ではそのティッピングポイントとやらに到達して、事業を成功に導く戦略とはなんでしょう?ここでは2つ紹介されました。
・バリューモディフィケーション:価値を変更または強化してユーザーの参加を促進(例:新機能の追加、サービスの質の向上)
・シーディングストラテジー:初期のユーザーを集め、プラットフォームの価値を高める(例:補助金、無料サービスの提供)

チキン&エッグ問題:両面市場が直面する課題
チキン&エッグ問題とは、両面市場のプラットフォームが直面する、供給者と消費者のどちらを先に集めるかというジレンマです。どちらの市場も相手がいないと価値がないため、同時に両方を引き付ける必要があります。この問題の解決策としては、上記のシーディングストラテジーや特定のインセンティブを提供することが一般的です。

具体例で理解する
Facebook:学生中心から全米の大学へと急速に拡大
Uber:サンフランシスコから全米、全世界へと拡散
Airbnb:旅行者のニーズを満たし、物件オーナーと旅行者の循環を生み出し国際的なブランドへ

ティッピングポイントってどうやって計算するの?
上記のとおり、スタートアップや新事業を成功に導く鍵は、市場での「ティッピングポイント」を見極め、達成することにあるらしい。では、どのようにしてその瞬間を計算・推定するのでしょうか?

1. 市場調査
最初に市場を理解し、ターゲット顧客のニーズや行動を深く掘り下げます。どのような顧客がどれだけの数存在し、彼らは何を求めているのかを知ります。

2. ネットワーク効果を分析
特にプラットフォーム型ビジネスの場合、一方の市場の成長が他方にどのように影響を与えるかを理解する必要があります。供給と需要がどのように相互作用するかを分析します。

3. 成長モデルの構築
S曲線や指数関数モデルを使用して、事業の成長を予測します。どの段階で急激な成長が期待できるかをモデル化することが肝です。

4. シミュレーションとシナリオ分析
異なる条件下でのビジネスのパフォーマンスをシミュレーションします。この分析により、市場環境の変化に対する事業の強度を評価し、最適な進出時期を判断します。

5. 市場テストとフィードバック
実際の市場で小規模なテストを実施し、得られたデータとフィードバックを元に戦略を微調整します。この反復的なプロセスがないと、ティッピングポイントは見つかりません。

ふーむ、わかったような、わからないような、という感じ。あまりピンときていませんが、とりあえずあと3回受けてから考えることにしましょう。

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