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対人関係論8:自己評価と他者評価のずれを少なくしていく

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対人関係論もかなり終盤に入ってまりまして、今日はジョハリの窓理論を用いながら、お互いにフィードバックをしあいました。若い皆さんから素晴らしいフィードバックをいただきましたね~。いずれも30歳未満のやる気と才能に満ち溢れたMBAやファイナンスの大学院生。

フィードバックに大切な関係性
英語環境だと何がいいかというと、年齢での線引きがないこと、年齢にかかわらず友達になれるということです。日本社会だと年齢で区切りますから、25歳男性と41歳男性が友達になるのって、結構難しいと思っています。敬語もありますし、お互いに気を遣いあう関係が強いので、年齢が離れたもの同士で友達にはなりづらい。が、ここでは同じ学生であり、クラスメイト。もちろんお互いに敬意は払うものの、よりフラットな関係性を築くことができます。

垂直から水平へ
私の思考回路は常に上下型(年齢、役職、べき論)で考える癖がありますが、ロンドンへきて5か月。だいぶ思考回路が水平型(フェア、フラット、自由)になっていまいりました。上記のような年齢が違う友達ができたことも、学生に戻ったことも、自分の思考回路を垂直型から水平型へと変化させています。

合意形成型
私は昔から議論が嫌いでして、合意形成を優先してしまいます。相手がどう思うかに関わらず意見を言う人をすごいなあとは思うものの、そうなりたいとは思えません。タスクを重視するか人間関係を重視するか、について、自己評価と他者評価のすり合わせをしたのですが、自己評価も他者評価も、人間関係を強く重視する、という共通認識ができた点は自己理解するうえで良かったです。

でもそれってリーダーシップとしてどうなの?
合意形成型でこれからの時代のリーダーが務まるのか?というフィードバックもいただきまして、私としては①「やりたいこと」についての強い意見がないので、私はNoを言わないだろう。②でも、「やるべきこと」については、私はNoを言えるだろう、という結論になりました。だからこそ、会計やファイナンス領域で今後も行きたいと思います。

ロシア人的価値観のフィードバック
たまたまなのですが、今回の授業とは別に、フィードバックをもらう機会がありました。今日はフィードバックデイ。彼の私へのコメントで印象的だったのは、「どうしてそんな風に極端に考えるのか?」でした。とある文脈で「目的のない人間は死ぬ」という話をしたのですが、それってそういう場合もあれば、そうでない場合もある。でも自分は信念としてそう思っている。だから生きる目的が欲しい、という風に考えています。が、彼から言わせると極端な思考回路。たしかに、そういわれれば、極端ですね。昔を思い出しまして、たしかに、私は非常に極端な思考の持ち主でして、一般的な生活ができるように、自分の意思力を使って普通になろうと努めてきました。私は、認知のゆがみで言うところの”過度な一般化”が過ぎるわけです。これを改めて思い出せたこともよかった。

コロンビア人的価値観のフィードバック
そしてもう一つのフィードバックの会がありまして、こちらもまた面白かった。私に足りないものについてのアドバイスをくれました。それは、ポジションを取るとか、スタンスを取るとかの、「自分の意見を表明すること」のようです。これは、日本人以外からは本当にたくさんを意見をもらいます。そう、これからも日本で仕事をし続けるなら、このポイントを変える必要はないと思いますが、日本以外で働くなら、ここの変革がないと、厳しい。これは上記の若い学生からも同じことを言われて、ありがたかったですね。

人から見える自分と自分が思う自分のずれをなくす
これは、結構大事だと思っています。自分の経験上、自己評価と他者評価に大きなギャップがある人は、対人関係でストレスを抱えている場合が多い。ここのずれをできるだけなくしていくことは、少ないストレスで生きるために大切だと考えています。

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