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デジタルストラテジー4:使わないのにお金を払ってくれる人たち

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今日はプラットフォームビジネスの課金の仕方の続きのお話。サブスクリプションモデルの適用範囲と、顧客のどの層が会社の利益に貢献しているのかを見ました。

サブスクリプションモデルの特徴
定期的収入:安定したキャッシュフローと収入予測を可能にします。
長期的な顧客関係:顧客ロイヤルティを向上させ、顧客関係を安定・長期化します。
自動更新・課金:顧客の利便性とともに、キャンセルのハードルを高めます。
データ学習:顧客の行動パターンを把握し、マーケティングや製品開発を最適化します。

どこで儲けるのか
サブスクリプションはサービスを定期的に使い続けることを前提として、金額を一定にしています。使い放題、という言い方もあります。でも、ほとんど使わない人も、よく使う人もいますよね。なのに金額は同じ。なんか不公平な感じがします。会社としては顧客ごとにかかっているコストが違うはずなのに。

あまり使わない人が儲けに貢献している
実は、サブスクリプション型は、あまり使わない人がその会社の収益に貢献しています。逆にいえば、あまり使わない人を増やすことができればよく儲かるということですね。
典型例がスポーツジム。多くの人が入会していると思うのですが、ジムの収益源は「あまりジムに来ない人」です。加入者のほとんどが、あまり来ない。だからジムとしてはコストがかからない。ジムに入会した人は運動しないといけないと思っているから退会もしづらい。そしてお金だけ払い続ける。
なるほど、だからスポーツジムってしょっちゅう入会の宣伝しているんですね。入ってくれれば、ほとんど使わないのに、退会することなくお金を払い続けてくれるひとが増えるから、なんですね。

プライベートに生かすと
上記の考え方を逆の立場で考えると、使わないけど登録しているサービスがたくさんあるのではないでしょうか。使用都度にお金を払うと、お金を払うたびに心が痛むので、サブスクリプション型にする。しかし、本当に払って価値のあるサービスって、実はあんまり、無いのかもしれません。もう一歩進めて考えると、無料のサービスって、無料のサブスクみたいなもんですよね。無料だからって受動的に使っているものもたくさんありそう。そして、それに時間と体力を使っている。

サービスの断捨離をして、心の断捨離をしますかね。

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