MENU
お知らせ内容をここに入力してください。

M&Aの女神は私に微笑まない

  • URLをコピーしました!


私は1か月前にM&Aの集中講義を受けておりまして、大変楽しみました。教授もよかったし授業の中身もよかったし、これまで受けた授業の中でもかなり満足度の高い講義でした。そして最終日に3時間の手書きテストを受けていまして、その結果がまいりました。

さーて、75点くらいかなあ、なんて期待しながらメールを開いたところ、「50」という文字が…。あ、50点満点中の50点か?なんて自分に言い聞かせつつ、いやいや、そんなわけないよね、とよく見ると、100点満点中の50点…。ちょっと待て待て。どうなっている。あれだけ楽しんだ講義で、テスト終了後も意気揚々とテスト会場を後にしたはずなのに、なぜ得点率50%という驚異的な低さなのか。振り返ってみると、たしかに、授業で習ったことではなくて、自分ならこうするという好きなことを書いた記憶はあります。

そうか、このテストが難しすぎて、平均点が50点くらいなのかな、なんて馬鹿なことを考えた私は、クラス全体のスコアが載っている表を見てみました。そこには最高得点、平均点、最低得点が記載されており、最低得点の欄を見ると、「50点」と記載されているではないですか。ちょっと待て、これ俺のことか?てことは、50点=最低点=俺?
なんか、こういうことってあるよなあ、って過去の似たようなことを思い出しました。自分が良いと思ったとしても、相手が良いと思うわけでも、自分に合っているわけでもない場合がある。

株式投資を始めたあのころ。私はとある株式が「絶対上がる」と思ってある程度のお金を入れまして、1か月で半分になりました(笑) で、近くに専門家の人がいたので「この失敗を忘れないために、この株式は塩漬けで持っておこうと思います」と言ったところ、「Yo heyさん、それは単に損切したくないための言い訳でしょう。損切できない人は、人生で要らぬ荷物が増えていく人ですよ。Yo heyさん、あなたの行為は例えていうなら、好きな人に告白して振られたのに、未練たらたらと言い訳をしているのと同じです。他にあなたに合う人(=株式)はたくさんあります。今回の反省をするなら、振られたその株式を損切するべきです」と言われました。

いやあ、半額に減った株式を損切するのは苦渋の決断でしたが、あの時のアドバイスは、本当にありがたかったですね。言い訳して現実逃避をしようとした自分にバシッと釘を刺してきて、それを自分も深く「う、確かに逃げようとした。そして、振られた人を追いかけるのは嫌だ」と認識したから。あれ以来、少し考え方が変わった気がします。なんでしょうね、自分に合わないものはどんどん手放していく感じ。深く考えずに、「タイミングだろうがなんだろうが、合わないんだから縁がないんだ」とどんどん捨てていく感じ。そして、自分に合うものだけを残していく感じ。

さて、今回の講義だけで「M&A関連にご縁がなかった」ととらえるのは早合点かもしれません。ただ、他に試してみたいことも残っているので、暫定的に合わなかったものリストに入れておきました。あと半年で、どんなリストになっているのでしょうか。楽しみです。

合う:コーチング、マインドフルネス
ある程度合う:戦略、マーケティング、ファイナンス、会計、ゲーム理論
お別れのご挨拶:人と組織、経済学、M&A、プラットフォームビジネス
今から試すかも:アントレプレナーシップ、データ分析、AI/ML、貧困

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次