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デジタルストラテジー最終回:ブロックチェーン

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このコースで主に両面プラットフォームビジネスについて語ってきました。最初の授業で教授から、テクノロジーには2つのパターンがあって、1つはコンセプトを理解するのは難しいが、現実に適用するのが比較的難しくないパターン。もう一つはコンセプトを理解すること自体は難しくないが、現実に適用するのが難しいパターン。両面プラットフォームビジネスは後者のお話でした。

最終回では、前者にあたるブロックチェーンについて少し紹介がありました。ただいずれにしてもテクノロジーを理解するには、ある程度の事前知識がないとついていけないと言うことをよく理解しました。経営や戦略等については、これまでのビジネス経験でなんとなくわかる部分もありますが、両面プラットフォームとブロックチェーンについては、自分の中でとっかかりが見つからないと言う感じでした。

ブロックチェーンって何?
ブロックチェーンの説明については、ググっていただくとして、自分なりに理解したことを簡単に書いてみます。たとえば、デジタルな連結帳のようなものと考えてみます。

非中央集権
クラスで「おつかいゲーム」をしているとします。クラスのみんなが順番に何かを買ってきて、その記録をノートに書く。このノートには、誰が何を買ったか、いくら使ったかが書かれていています。次にノートを受け取る人は、前の人が書いたことが正しいかを確認してから、自分の買い物を記録します。誰か1人が管理しているのではなく、全員が管理に関わっているという点で、非中央集権的な仕組みです。

透明性と追跡性
ブロックチェーンでは、このノートがデジタルの形で存在し、インターネットを通じて、誰かが何か新しい記録(トランザクション)をブロックチェーンに加えようとすると、多くのコンピュータがその記録が正しいかを確認します。正しいと認められると、その記録は「ブロック」としてノートに追加され、前のブロックに続けてチェーンのようにつながれます。これにより、記録が全て公開される透明性と追跡性を高めます。

信頼性
もし誰かが過去の記録を変えようとしても、そのノートはたくさんのコンピュータに分散して保存されているため、すべてのコピーを同時に変えないといけません。これはほぼ不可能なので、ブロックチェーンが信頼性が高いといわれる所以です。

問題点
計算が恐ろしく複雑なので消費電力が大きいです。履歴を全部残すので容量も馬鹿でかいです。組織としてどのように生かすのかはまだはっきりしません。

うまくいった例
物流業界でマースクという会社がIBMと行った業務改善があげられます。輸送文書のデジタル化と共有が可能になり、船荷証券の発行や貨物追跡の透明性が大幅に向上たようです。ブロックチェーンは、特に複数の企業が関与する大規模なサプライチェーンでは、その信頼性、透明性、そして改ざんの困難さににより価値を提供したようです。

どうやって使うんだろ?
なんか凄いような気もするし、大袈裟なような気もする。管理コストがめちゃくちゃかかりそうな気がしますね。何かを語るには、まだ勉強が足りない。

さて、私にとって、デジタルを考えるきっかけにしたいと思います。

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