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コロンビア大学最終日:ハイエナジーな人たち

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コロンビア大学のプログラムに参加したかった理由は
・コロンビア大学がどんなところか見てみたい
・コロンビア大学の学生と交流してみたい
・量的直観という格好いい題名のクラスを受けてみたい
というものでした。その意味では完全に目的を達成。エネルギー満タンって感じです。

学んだことをまとめてみます。
I wish I knew(知りたかったことアプローチ)
これはこの授業のメインでした。数値や情報が不完全ななかで、どのような質問を出せるかが、建設的で創造的な議論のカギだからです。そのためにはいろんな仮説を自分で考える必要があり、仮説を立てるには想像力が欠かせません。

議論・議論・議論
さて、仮説を立てるにあたって、数値が好きな人は「数値やデータが語るのだから議論の余地なし」という考えに陥りがちです。様々な観点からのアイディアを認めない。でも、情報が不完全な中での仮説設定ですから、一人で考えたって想像力に限りがあります。だからとにかく議論が必要なんです。

だから多様性が必要
議論をするにあたって、同じ人種、年齢、国、宗教、性別の人が集まっても同じような意見しかでません。いろんなアイディアを出したい。だから多様なほどいいんです。もちろん、多様な意見が出るということは、コミュニケーションコストがかかりますから、楽ではありません。短期的には非効率的かもしれません。でも、変化の激しい時代には効果的です。

正解かどうか、に縛られる自分
今週の自分を振り返っていると、「情報ありき」であり「情報に縛られている」ことがよくわかりました。日本企業に勤めていたことも影響していると思うのですが、「データは確認したのか?」「そのデータの根拠は?」「で、その数値、合ってるんだろうな?」という思考が飛び交っています。「正解かどうか」ばかりを考えています。

意思決定の無さにつながる
この「正解を求める」という姿勢、いろんな組織で見ると思います。正解を求めると、正確な情報が必要です。正確な情報が出るには、事後じゃないといけないことも多いし、時間もかかる。つまり、「意思決定を先延ばしにする」ということであり、これを継続すると「何もしないことが結果的に良しとされる」ようになります。すべては意思決定の問題に帰結します。

数字をあえて使わない教授陣
今回の教授陣は、これまでの教え方と違った方法で授業を展開してくれたことが面白かったです。データについての授業なのに、あえてデータはほとんど出さない。本当のテーマはデータ分析ではなくて意思決定の授業だからです。Oded Netzer, Christopher Frank, Paul Magnone、面白い授業をありがとうございました。自分の中の「意思決定」に関する学びが大きかったです。

ハイエナジーな人たち
そしてコロンビア大学で出会った人たち。LinkedInで繋がった人しかここに列挙できませんが、まあ、ハイエナジーでした。パワフルで力強く、物事を前に進めていこうという人たちが集まっていて、熱気を感じました。。この出会いに乾杯。ありがとうございました。

ロンドンビジネススクールから一緒に行った友達と、教授陣たちと記念撮影。楽しかったです。

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