オックスフォードから北上し、リバプールにまいりました。駅や街の感じ、何となく好きでした。ロンドンやオックスフォードと比べると、建物が全体的に四角く、街もカクカクしている感じ。新しい建物もあれば、古い建物もある。でも、歴史と伝統を押し出したような街並みではない。街は雑多な感じがするけど、汚くない。いい感じに古く、親しみがわくような街でした。
ビートルズで有名なだけあり、街のそこここにライブミュージックのクラブが並んでおり、爆音で演奏されていました。そのようなクラブがたくさんありますので、当然、パブもたくさんあり、どのお店も人でごった返していました。
そしてダンスしている人も多かった。気温15度。雨が降る中で、爆音で踊り狂っている人たち。別に何かのフェスではないんですよ。普通の土曜日の夜。いやあ、パワーを感じましたね。みんな楽しそうでした。
私の宿泊は、いつも通りエアビーエヌビーにお世話になりました。今回初めて、ルームシェアタイプの部屋を利用しました。エジプト人のお兄さんが、自分の部屋二つのうち、一つを貸していました。
なぜか彼と気があって、色んな話が膨らみ、日本文化やリバプールの話をしました。途中で、「俺の音楽聴くか？」と、彼の部屋に招いてもらい、彼のお気に入りのDJキットで音楽を聴かせてくれました。
「ようブロー（ブラザー。私への親しみを込めて）、音楽は俺たちのバイブス（気持ち）を高めてくれる大事なものだろ？」と、なんかおもしろいことを言われましたので、「全くその通り」と、いつも通りのテキトーな返事をしておきました。
いやあ、思いがけず、かなり楽しい出会いでした。