クルーガー国立公園からヨハネスブルクに帰ってきて、友だちの家に戻る前に、有名なステーキ屋さんでステーキを食べていたところ、お友だちの奥様から「断水になった」との一報が入りました。
ヨハネスブルクは停電と断水が多いことで知られておりまして、お友達は「いつものことだ」という感じでした。私は生まれて初めての断水経験だったので、少しだけワクワクしました。生活してたら「またかよ」って憂鬱な気分になりそうですが、私は旅の者なので関係なし。
断水だから食事も作れないしシャワーも入れないしトイレの水も流れないし洗濯もできない。でも友だちは慣れているので、そういう時でも困らないよう、飲料用の水と、トイレに流す用の水は大量に確保しておりました。
洗濯をさせてもらう予定でしたが、断水によって洗濯ができなくなったので、明日以降のホテルでするか、と思っていたところ、友だちが「よし、同僚の家にシャワーと洗濯機を借りに行こう」と、同僚に連絡。建物によって断水していないところもあるのです。シャワーと洗濯機を他人の家に借りに行くという経験もまた、初めて。面白すぎる。
そして訪れたのは、高層マンション。わたし、初めて高層マンションに入ったのですが、上から下を見下ろすと、恐ろしくて胸がキューっとなりました。この年になって知ったんですけど、軽度の高所恐怖症なのかも笑 高層マンションには住まない(金銭的に住めないというほうが正しいけど)ことを心に誓いました。
今回の件で、停電や断水のない場所で暮らせているってありがたいな、としみじみ感じました。
