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“Full Power” by Benjamin Hardy

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何かを変えたい、変えようという意思を持っても意味はない。変えるなら、環境だ。変われるためのシステムだ。

そういうことが書かれた本です。データに基づかず、この人の思い込みで書いてる部分も多々あるような感じがするので鵜呑みにするのは要注意ですが、面白いと感じる箇所はありましたのでご紹介。

そのなかで、投資をすることと、投資をすることでそれをサンクコストとして心理的に利用することと、投資をするなら自分が簡単に勝てないところへ投資をすること、の重要性について書かれて箇所を抜粋します。

「起業家と起業志望者の主な違いを説明しよう。 起業家は、何らかの形で「帰還不能点」を経験していた。一方で起業志望者は、そのような経験を作り出していなかった。 インタビューした人の中に、靴を売りたいという17歳の少年がいた。少年とその事業パートナー(高校の同級生)は、靴の出荷に1万ドルを投資した。少年は自分の帰還不能点についてこう説明する。 「僕らが持っていた全額を在庫の靴すべてにつぎ込んでしまったら、『オール・オア・ナッシング』。生きるか死ぬかのようなものだってわかっていたから、本当に怖かった。とにかく靴を売るしかなかった。後戻りはできない。靴を処分してお金を返してもらうなんてことはできないから、前進するしかなかった」」

「チャールズ・ダーウィンによると、あらゆる生命は、自分にもっとも近しいものと競争するという。画家とロッククライマーの競争は、あまり意味をなさないだろう。 一般的にロッククライマーは、似たような技術レベルのロッククライマーと競争することで、スキルを磨いていく。ビジネスでいうと、同じ業界にいる相手と競争するようなものだ。そしてその業界内で、小規模プレイヤーは概して別の小規模プレイヤーと競争し、大型プレイヤーは別の大型プレイヤーと競争する。 しかし、自分と同じレベルの人と競争すると、ゆっくりとした小さな進歩しか生み出さない。自分の今のレベルよりもずっと上の人たちと戦うほうが、はるかに効果的なのだ。」

「ほとんどの人は、無料のものを欲しがる。しかし自分のお金やリソース、時間をつぎ込んでいないのなら、自分自身をつぎ込むことも非常に難しくなる。 もし自分に投資していないのなら、自分の人生のリスクを負っていないということだ。自分の事業に投資していないのなら、質の高い仕事はおそらく期待できない。もし自分の人間関係に投資していないのなら、その関係に何を与えられるかよりも、その関係から自分が何を得られるかばかりを気にしているということだ。 自己の成長についていえば、「収入の10%」を自分に投資すれば、投資額の100倍以上のリターンが生まれる。」

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