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AGI 汎用人工知能事始め

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やはり他国の留学生もAIに興味津々。

London Business School(LBS)のプログラムは12月から始まるのですが、すでにクラスメイトで様々な議論が繰り広げられています。WhatsAppという、日本でいうLINEがコミュニケーションツールのメインなのですが、ここでLBS Sloan24という我々のグループチャットがありまして。

国籍にかかわらず思いついたことをガンガン書いていく人が多く、だいたいの日本人はおとなしいので、とりあえず用事が無くても議論に甘噛みするように心がけております。

今日はとあるクラスメイトから「AIビジネスクラブを立ち上げるから参加しないか?」と提案があり、私も含めて数十人が参戦を表明しました。これまでいろんなトピックが出てきましたが、やはりAIは本当に熱いですね。皆さんの反応スピードから熱意を感じることができました。

その中でも気になったキーワードはAGI:Artificial General Intelligenceです。これ、先日ソフトバンクの孫さんの講演をYouTubeで見た時に初めて知りましたが、クラスメイトの皆さんは結構すでにご存知のようで、この活用や、未来についていろいろと意見がでていました。(孫さんの講演

私も勉強しながらですけれども、AGIは「Artificial General Intelligence」の略で、日本語では「汎用人工知能」とも呼ばれています。これは、人間と同様に様々な課題を理解し、解決できるAIのことを指します。人間のように学習能力、理解能力、推論能力、そして感情を持つかもしれないとされており、非常に汎用的な知能を有していると考えられています。

一方で、AI(Artificial Intelligence)は「人工知能」と訳され、これはAGIよりも広い概念だそうです。AIは、特定のタスクを自動で行うための技術やシステム全般を指し、画像認識、言語処理、データ分析など特定の領域で優れた性能を発揮するものが多いです。これらのAIはしばしば「Narrow AI(狭義のAI)」や「Weak AI(弱いAI)」とも呼ばれます。つまり、特定の領域においては人間を超える能力を持ちますが、そのスキルを他の領域に適用することはできません。

例えば、チェスをするAIはゲームでは非常に強いですが、チェスの知識を使って料理をしたり、会話をしたりすることはできません。しかし、AGIが実現されれば、チェスをプレイすること、料理をすること、会話をすること、さらには全く新しいタスクを学習することが、すべて同一の知能体で可能になるそうです。

なので簡単に言うと、AGIは万能型のAIであり、今のところはまだ実現していない理想的なAIの形態です。現在のAIは、特定のタスクに特化して設計されているものがほとんどで、AGIのように広範囲のタスクを柔軟にこなすことはできません。
が、これが遠くない将来にできちゃうみたいです。

AGIが実現するとどうなるのか?人間の仕事がなくなる?かどうかはわかりませんけれども、「AGIを活用する」なんて上から目線は通用しなくなるのかもしれません。だって彼らも感情を持つかもしれないわけですから。そうなったらどうなるんだろう。AGIと人間の共存、ですかね。

いやいや、まじで映画マトリックスの世界みたいになってきましたね。

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