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Entrepreneurship起業家サマースクールDay3:ペルソナからの戦略深掘り

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サマースクールというだけあって、1日9時間の授業を受けています。こっちも大変だけど、教授も大変だろうなあ…。

今日はマーケティングの授業があって、ペルソナの話とかしてたんですけど、考えただけでこの先のやることが多すぎてやる気がなくなって途中退室。その後、キャリア相談をしているイギリス人と話をして、とりあえずこの先目指していくであろう『ブルーオーシャン戦略』でも読んでおけ、という話になり、午後は本を読んでました。

ブルーオーシャン戦略は2005年に発売されてから今も売れている戦略に関する本です。この戦略は、既存の競争が激しい市場(レッドオーシャン)ではなく、競争が存在しない未開拓の市場(ブルーオーシャン)を創造することを目指します。そんな都合のいい話は後付けだろ?という意見もあるのですが、まずは考え方を。

  1. ブルーオーシャンとレッドオーシャンの違い
  • レッドオーシャン: 既存の市場で、複数の企業が競争を繰り広げている状況。市場は成熟しており、このままでは差別化が難しく、改善や、価格競争が中心となる。=競合と同じ土俵で競合することが基本戦略。
  • ブルーオーシャン: まだ開拓されていない新しい市場。競争相手がいないため、独自の価値を提供することで新たな需要を創造できる。これは革新的な技術や業界を目指すと言うことではなく、既存の事業の中に、実は考え方次第で違う価値を提供できるエリアがありますよね、ということです。
  1. ブルーオーシャン戦略の基本原則
  • 価値革新(Value Innovation): 競争がない、競争を無効にする、新しい価値を提供することです。
  • 4つのアクションフレームワーク: 市場を再構築するためのツール。
  • 排除(Eliminate): 業界で当たり前とされているが、実は価値を生み出していない要素を排除する。
  • 削減(Reduce): 業界標準よりも重要性が低い要素を削減する。
  • 増加(Raise): 業界標準よりも重要な要素を増加する。
  • 創造(Create): 業界に存在しなかった新しい要素を創造する。

例えば

  • シルク・デュ・ソレイユ: 伝統的なサーカスの要素を排除し、花形プレーヤーを減らし、芸術的なダンスを創出し、大人をターゲットにしました。
  • QB ハウス: 日本の理容業から、洗髪、毛剃り、必要以上に細かい仕上げを排除して金額を下げ、回転率を大きく向上させた。

テクノロジーは必須ではない
個人的に好きな点は、ブルーオーシャン市場の形成にテクノロジーは必須ではないということです。新しい方の創出ですから。例えば上記のシルク・ド・ソレイユもQBハウスもです。「このサービスってこう言うもんだよね」という価値観を壊して、エッジの効いたサービスを提供する。

斜陽産業でも実践可能
これも個人的に好きな点ですが、新しく勃興している業界を見つける必要はないんですよね。どんな業界でもありうるというのが良いところです。

シンプルになってない
てことでいうと、今の自分の事業案(重機産業の代理店にオペレーションと経営効率化のダッシュボードを販売する)は、①重機マーケットの伸び率としては高い ②けど、ビジュアライゼーションはマストでもなくて、③儲かる構造なのかは調べてなくて ④競合との差別化は激しそう。そもそも自分が持ってないテクノロジーがいるし、規制も絡むし、B2Bで新規参入が難しいところへ行こうとしている。どうも、自分で複雑にしてますね。

シンプルにする
テクノロジーが必要なくて、規制が少なそうで、新規参入しやすそうで、価値観を変えるもの。なんだろう。イギリスは犬飼ってる人が多いから、犬向けのオシャレなリードと、噛むためのオシャレなゴムボールを売るとか?これなら上記の条件はクリアしてそうな気がする、儲かるかどうか知らんけど。うーむ、どうしよう。コレにしようかな…笑

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